「着物の着付けをするときの着崩れが気になる」
「もっと帯結びを簡単にしたい」
「前結びとはどんな着付けだろう?」
この記事は上記のようなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて書いています。
着物の着付けや帯結びをする時のお悩みをあげていくと
こういったことに悩まされている方が多いのではないかと思います。
これらのお悩みを解消する便利な和装小物「前結び帯板」をご紹介させていただきます。
目次
前結びとは、前結び宗家きの和装学苑が考案した簡単・便利な着物着付けです。
身体の前で帯を結び、後ろへクルリと回すことが特徴の着付け教室を運営されています。
PR動画を掲載しておきます。
どういった感じの着付けになるかは、実際にご覧になられてみてくださいね♪
着物に帯を結ぶとき、皆様はどういった姿をイメージされるでしょうか?
身体の後ろで帯結びしているものを想像される方が大半ではないでしょうか?
実際、わたしもそのイメージが強かったです。
しかし、実際にその方法を試してみるとわかりますが、下記のような問題点が出てきます。
技術としてはすばらしい後ろ結びではありますが、現代のスピーディーな生活環境とはマッチしづらくなってきています。
しかし、前結びではこれらの悩みを全て解消できてしまうのです!
身体の前で帯を結ぶため、自分の目で見てできあがりを確認できて帯結びの仕上がりもキレイです。
どんな大きさの帯結びでも身体の後ろに回せてしまうのも大きな特長です。
例えば、四十肩や五十肩などで背中に手を回せない方でも、身体の前で帯を結べれば楽ですよね。
前結びでしたら、身体に負担をかけずに自然な動作で帯を結べます。
着物を着るときに一番難しい箇所が「帯を結ぶ」という点です。
しかし、前結びでしたら洋服でボタンをかけるのと同じように目で見ながら帯を結べます。
後ろ結びに比べて腕の可動域も広く、無理に首を回さず簡単に着付けられます。
前結びの良さ、分かっていただけましたでしょうか?
そして、その前結びを支える一番の和装小物、それが前結び帯板なのです。
ここからは楽楽着物ストアの前結び帯板をオススメする理由について書いていきます。
楽楽着物ストアで取り扱っている前結び帯板は、先人の知恵と現代の技術を組み合わせて作られました。
江戸時代中期以前、ほとんどの人が衣装を身体にまとうときに紐や半幅帯を使用していました。
その方法は、紐でしたら身体の前で結ぶだけ、半幅帯の場合は身体の前で結び、結び目を後ろへ回すといった簡単なものでした。
この手法が前結びの源流となっています。
その後、江戸時代中期ごろに大奥などで豪華な帯結びを身体の後ろで結ぶようになりました。
これが後ろ結びの始まりと言われています。
戦国時代の歴史ドラマなどを観ると時代考証がしっかりされていますのでわかりやすいと思います。
楽楽着物ストアの前結び帯板は帯を結んだ後に背中へ帯結びを回しやすい生地を表地に使用しています。
裏地には特殊ポリエステルのメッシュ地を使用することで長時間使用した時の蒸れなどを防ぎ、快適なつけ心地を提供します。
また、帯を回すときに帯板が回りづらい構造になって(※一部商品を除きます。)おり、過剰な帯の締め付けを防ぎます。
すでに巻かれている帯板が形状を保とうとするため、帯をきつく巻いても身体との間に余裕ができることが理由です。
楽楽着物ストアの前結び帯板は、伊達締めと帯板の機能を兼ね備えています。
この帯板があれば、たくさん準備しないといけない着付けのお道具を一つ減らすことができちゃいます!
伊達締めは着物を着るときに使うお道具で帯を巻く前に使用します。
帯を巻くときにずれやすい襟元が動かないように留めておく和装小物です。
帯板は着物を着るときに使用するお道具で前板とも言われています。
帯を締めたときに帯の前部分にシワがよって見苦しくならないようにする和装小物です。
楽楽着物ストアの前結び帯板の特長、いかがでしたでしょうか?
「なるほど!」と思っていただければうれしいです♪
ここからは楽楽着物ストアで取り扱っている前結び帯板の種類をご紹介させていただきます。
若竹こころの大きな特長は、前留め式の前結び帯板という点です。
楽楽着物ストアの前結び帯板の中でも最新のものになります。
袋帯から半幅帯まで全ての帯に対応しています。
帯板のマジックテープを使って身体の前で装着できますので、手が後ろに回らない方にオススメです。
また締めやすく身体に負担がかからない構造になっており特許も取得しています。
帯結びを回すときも帯板は回りづらくなっています。
価格:10,000円(税抜・帯板のみ)
全4色(ピンク、パープル、ゴールド、ブラック)、S, M, L, LLの4サイズ展開の商品です。
若竹NBは、後ろ留め式の前結び帯板です。
袋帯から半幅帯まで全ての帯に対応しています。
身体の後ろでマジックテープをつけて装着するタイプの帯板です。
身体にフィットして、帯結びを回すときも帯板は回りづらい構造になっています。
こころに比べるとお求めやすい価格になっています。
価格:8,000円(税抜・帯板のみ)
全2色(ピンク、パープル)、S, M, L, LLの4サイズ展開の商品です。
男若竹は、男性の角帯に最適な後ろ留め式の帯板です。
男性が結ぶ角帯に合わせて帯板の幅を細くしています。
帯の端などから帯板が見えてしまうといった心配はありません。
また身体にフィットする構造になっていますので、帯と一緒に帯板が回りづらくなっています。
価格:8,000円(税抜)
全1色(ブラックのみ)、M, L, LLの3サイズ展開の商品です。
長々と前結びと前結び帯板について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
正直なところ、書いていて随分と長くなってしまったなというのが書き手の印象です。(笑)
それだけ語るべきことが多かったということでもありますね。
前結び帯板自体は、前結びの普及とともに他社の製品も見られるようになってきました。
しかし、ここまで着物の着付けや帯結びと向き合い、皆様のお悩みを解消するために作られた帯板は他では見当たらない商品だと自負しております。
長く使う一品だからこそ、こだわって作っています。
着付け道具をお考えの際は、ご一考いただけましたら幸いです。